ドミニオン
Dominion / Hans im Glucl / Donald X. Vaccarino作
プレイ人数:2〜4人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:30分
ワンポイントセールス:毎回三百万以上ある組み合わせのひとつを遊ぶので、毎回違うセットが楽しめる。
このセットの中には、3種類のお金カード、4種類の得点カードのほかに25種類のアクションカードが含まれています。お金カードと得点カードは常にすべて使用しますが、アクションカードはこのうち10種類を選んでプレイします。この選び方はプレーヤー間で自由に決めることができます。また、この組み合わせによって、カードの重要性が変化するのがこのゲームの魅力です。三百万を越える組み合わせのひとつが決まった時点で、ゲームの方針を決めるのがポイントとなります。
プレーヤーはそれぞれ自分のカードを持っています。それらをよく混ぜて5枚を手札として持ちます。手番には、まずアクションカードを1枚プレイすることができます。そのあとでカードを一枚購入することができます。手札に残ったカードをすべて捨て札とし、山札から新たに5枚のカードを引いて次の自分の手番に備えます。山札が不足する場合には、捨て札の山をよく混ぜて山札とします。基本的には山札も捨て札の山も自分自身のものであり、お金カードを使ってカードを購入しても、アクションカードをプレイしてもそれらのカードは捨て札の山に置かれるだけで、なくなるわけではありません。また、購入したり獲得したカードもすべて捨て札の山に置かれますので、自分のカードはどんどん増えてゆきます。ゲーム終了時には、自分のカードに含まれる得点カードだけを取り出して合計を計算して最も多いプレーヤーが勝ちとなります。
アクションカードにはいろいろな物があり、追加でアクションカードをプレイできるものもあります。これらのカードをプレイすると複数のアクションを行うことができるのです。また、追加で購入することができるカードもあります。これらのカードをプレイすると1回の手番で複数のカードを購入できます。また、アクションカードをプレイすることにより、その手番の購入時に使える架空のお金が得られるものもあります。つまりそれだけ安く買えるわけです。お金カード自身も得点カードも、アクションカードも基本的には購入する必要があります。最終的には得点カードが勝負を決めるわけですが、プレイ中は何の役にも立ちません。たった5枚の手札のうちの大半が得点カードになってしまったら、なにもできなくなるのです。したがって、得点カードを獲得するタイミングも重要です。高得点の得点カードや効果の高いアクションカードのコストは高くなってます。したがって同じ枚数なら高価なお金カードが必要にもなります。
アクションカードのいろんな組み合わせを試して、そのたびに代わるカードの重要性を楽しんでください。