タルバ
Taluva / Hans im Gluck社 / Marcel-Andre Casasola Merkle作
プレイ人数:2-4人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:45分
ワンポイントセールス:火山が爆発することにより、島が広がります。
火山島が、どんどん大きくなります。そこにいろいろな建物を配置するゲームです。
まず手番には、タイルを1枚取りすでにあるタイルに接するか重ねるようにして置きます。その後で,建物のコマを置きます。小屋は、1段目なら火山以外の任意のマスに1個置くことができます。コマが1つでも置かれたらそれは村です。その後同じ色のコマが連続するマスに置かれたら、それらはひとつの村として考えられます。神殿は3マス以上の村に接するマスに置くことができます。ただし、すでに神殿がある村には置けません。塔は村に接するマスで3段以上の高さがあるマスなら置けます。これも、すでに塔のある村には置けません。そのほか、「村の拡張」という手段を取れば、一気に多くの小屋を置くこともできます。自分のひとつの村に接している火山以外のひとつの地形を選び、そのすべてに小屋がおけるのです。しかも、1段目の土地にはひとつですが、2段目には2つ、3段目には3つのコマをひとつのマスに置けるのです。
なお、タイルを重ねておく場合、塔や神殿があるマスに重ねて置くことはできませんが、小屋の上には重ねることができます。タイルが重ねられた小屋はゲームから取り除かれます。ただし、ひとつの村が完全になくなってはいけません。例えば1つの小屋からだけなる村なら、その上にタイルを重ねることはできないです。
ゲームが終了したとき、一番多く神殿を立てているプレーヤーが勝ちです。それが同じなら塔の数です。それも同じなら小屋の数になります。ただし、ゲーム終了までにいずれか2種類の建物すべてを立て終わったら、その時点で勝ちです。ただし、勝利が確定していないのに、自分の手番にどの建物も建てられなかったら負けになります。小屋はどこにでも建てられますが、神殿や塔は条件があります。他の建物が残っているのに、小屋をすべて使い切るとかなり危険です。
タイルを重ねて小屋をつぶすのは、有効な手段です。それは、他のプレーヤーの村が神殿が建てられる大きさにならないことのほか、自分の大きくなりすぎた村を分割するためです。なぜなら、分割できたら、神殿が無いほうにまた神殿を立てることができるからです。また、拡張は同じ地形が回りにあると一気に大きくできます。同じ地形をそろえることも必要かもしれません。