果てしなき世界
Die Tore der Welt / Kosmos / Michael Rienech & Stefan Stadler作
プレイ人数:2〜4人
対象年齢:12歳以上
プレイ時間:90-120分
Ken Follettの小説「大聖堂」の続編「果てしなき世界作」を舞台にしたゲームです。「大聖堂」はすでにゲーム化され高い評価を得ています。この続編に関しても同じ作者がゲーム化しています。しかし、拡張セットでもありませんし、基本的に違うゲームシステムです。ただ、似ている点がないわけではありません。
手番プレーヤーがイベントカードをめくり、まずその指示に従います。イベントカードの影響はすべてのプレーヤーに対してあります。そのあと、手番プレーヤーはこのイベントカードをゲームボードの所定の位置に置きます。この時正方形をしたイベントカードは角がゲームボードの辺に向かうように置きます。プレーヤーは、ゲームボードのいずれかの辺に向かって座っており、各プレーヤーはイベントカードの自分に向かっている角に描かれているものを獲得できます。つまり、手番プレーヤーがだれがどれを獲得するか決めることができるのです。ここで受け取れるものは、お金、羊毛、食料、建築資材、信仰、忠誠、医術、勝利ポイントです。
また、それと同時にこのイベントカードの方向により、手番プレーヤーだけが受け取れるものが決まります。ここでは、勝利ポイント、信仰、羊毛、食料などが受け取れます。
そのあとで、順番に各プレーヤーはアクションカードをプレイして、それによりいろいろなものが獲得できます。各プレーヤーはアクションカードを12枚ずつ持っていますが、各時代は6つのラウンドで構成されていいるため、それぞれの時代で使用できるアクションカードは6枚です。プレーヤーは1枚アクションカードをプレイするたびに、この時代で使用しないアクションカード1枚を決め、それを捨て札にする必要があります。
ゲームは、4つの時代で構成されており、各時代の終わりには、手持ちの信仰、食料、お金を一定量捨てる必要があります。もし、必要量持っていない場合には、勝利点を失うとともに、次の時代の初めにペナルティを受けることになります。
時代の終わりまでに、必要なものをうまく集めととともに、得点をいかに取るかというゲームです。いろいろマネージメントが必要なゲームです。