ケルト・スパイラル
Keltis Das Orakel / Kosmos / Reiner Knizia作
プレイ人数:2〜4人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:45分
ワンポイントセールス:2008年 年間ゲーム大賞受賞の「ケルト」のシリーズです。拡張セットではありません。
2008年に年間ゲーム大賞を受賞した「ケルト」のコマが進む道がらせん状になりました。
手番は、手札からカードを1枚出してコマを移動させ、カードを補充して終わりになります。
出したカードは色別に自分の前に並べた置きます。カードには数字が書かれており、それぞれの色につき、出せるカードは数字が昇順になっているか降順になっている必要があります。つまり、ある色の「1」の次に「4」を出したら、それ以降は「3」以下の数字は出せません。常により大きな数字(または同じ数字)しか出せません(逆にだんだん小さくなる方向でも出せます)。
カードを出したら、自分のコマ(3個ある)のうち任意の1個を螺旋の外側から内側に向かって進めます。進める先は、出したカードと同色で一番近いマスです。ひとつのマスに複数のコマが止まっていてもかまいません。それぞれのマスには、ランダムで配置されたタイルが置かれています。その指示に従います。
数字が書かれたタイルが置かれていたら、その数字分のポイントを直ちに受け取ります。
願いの石が書かれたタイルが置かれていたらそれを取り、自分の前に置きます。ゲーム終了時に獲得した願いの石タイルの枚数により得点します。2枚以上持っていたらプラス点ですが、1枚以下ならマイナス点になります。
願いの石の鏡タイルが置かれていたら、これを取り自分の前に置きます。これを持っていると、ゲーム終了時の願いの石による得点が倍になります(マイナスでも)。
らせんが描かれたタイルに止まったら、任意のタイルまで戻ることができます。
コボルドが描かれたタイルに止まったら、手札または自分の前にプレイされているカードを1枚捨てることができます。また、ゲーム中に1回限りコボルドによる得点を得ることができます。その時3枚あるコボルドのタイルに自分のコマが幾つ止まっているかにより得点されるのです。
そのほか、色の付いた四葉のタイルでは、次のその色のタイルまで進めます。
自分のコマを移動させる代わりに、預言者(共通のコマ)のコマを進めることもできます。自分のコマがいるマスに、預言者のコマが移動してきたら得点できます。これは大きなポイントです。しかし、その間自分のコマが進んでいないので、うまく利用しましょう。
ゲーム終了時に、コマがいるマスにより得点します。あまり進んでいないコマはマイナス点になります。最後のマスまで進んだコマは10点になります。一歩ずつ進むわけではありませんので、効率よい進み方を手札と相談して決めるゲームです。また、途中で止まるタイルの効果もばかにできません。うまく細かく得点する必要もあります。
手軽に楽しめるゲームです。