交易王
Handelsfursten / Pegasus / Reiner Knizia作
プレ人数:2〜4人
対象年齢:12歳
プレイ時間:30分
ワンポイントセールス:投資をすると大きなミカエルが期待できますが、それにはコストがかかるのです。
自分の船を持ち、商品の需要を察知して稼ぐゲームです。
プレーヤーはそれぞれ2隻の船を持っています。その船にそれぞれ1種類の荷物を積んでゲームスタートです。また、場には6枚のカードが並べられています。これは需要を示しています。多くのカードが並べられている品は価値が高いということです。また、各プレーヤーは3枚の手札を持っています。これにより需要を変化させることができるのです。
手番の初めには、自分の積み荷ひとつを交換(価値が高くなりそうな物と入れ替える)、または特殊カードの購入ができます。特殊カードには、「船」「商館」「港湾労働者」「協定」があります。新たな船を得ることは、積み荷を増やすことができるのです。「商館」を持っていれば、手札の補充が容易になります。「港湾労働者」がいれば、品物の積みかえたたくさんできます。「協定」があれば、収入が増えます。
その次に、手札をプレイまたは補充ができます。プレイする場合には、1種類のカードを任意の枚数、並べられてカードの上に重ねておきます。これにより価値が変化します。そしてその種類の荷物を自分の船に積んでいるプレーヤー全員に収入があります。収入は、その時点で一番上になっているその種のカードの枚数です。自分の船だけが積んでいる品物の価値が上がれば一番よいのですが、そうはいきません。ほかのプレーヤーも相場の変動には敏感で、いろいろな変化に対応できるようにしているでしょう。
ゲームの一つのポイントに特殊カードがあります。それぞれコストがかかり、それまでに得た収益で買うことができます。特殊カードは大きな効果が期待できますが、そればかりかっていたら結局もうけがなくなるのです。
バランスのいいゲームです。