魚河岸物語
Fangfrisch / Queen Games社 / Andreas Pelikan作
プレイ人数:3-5人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:20-30分
ワンポイントセールス:魚は、新鮮が一番。値上がりを待つと腐らせる。
魚をセリで買って、儲けるゲームです。セリと言っても買値は決まっています。プレーヤーは順番に競売人となります。競売人は、山札を1枚ずつめくって表にして並べます。競売人以外のプレーヤーは、並べられたカードに満足できると思ったら、テーブル中央に置かれたベルを叩きます。そしてその時点で表になっているカードを獲得し、銀行に10ユーロ支払います。獲得したカードは自分のボードに並べます。ボードには、3つの箱が描かれており、それぞれの箱には1種類の魚しか入れることができません。ただし、タコはジョーカーでどの魚ともなります。入れることのできなかった魚はごみ箱ゆきです。このとき競売人は、競り落としたプレーヤーが獲得したカード1枚に付き1ユーロの手数料を銀行から獲得します。
カードに中には、魚とタコのジョーカーのほかに、泥棒ネコと缶詰のカードがあります。泥棒ネコのカードを獲得したら、他のプレーヤーのボード上の箱に置かれているカード1枚を盗むことが出ます。缶詰のカードは、自分のごみ箱に置かれているカード2枚を捨て札にすることができます。ごみ箱に置かれているカードは、ゲーム終了時にごみ処理代として、お金を支払う必要があるからです。
なお、競売人になったら、セリを始める前に自分のボード上の魚を売却することができます。このとき3つの箱のどれを売却してもかまいませんし、2つの箱またはすべての箱の魚を売却してもかまいません。しかし、売却すると決めた箱の魚はすべて売却する必要があります。売却価格は、それぞれの箱の中の魚の数によって決まります。数が多いほど高くなります。1匹なら1ユーロにしかなりませんが、5匹なら7ユーロですし、10匹なら30ユーロにもなります。ただし、11匹以上でも30ユーロです。10匹ためて売るのが一番よいのです。ただし、他のプレーヤーが売却した魚と同じ魚を自分のボードに並べているプレーヤーは、それらの一部が腐ります。その箱に並べられたカードの一番上のをごみ箱に移動してください。ただし、3つのはこのうちひとつには氷が引かれています。この箱に入れられた魚は腐りません。ゆっくり数を増やしたい魚は、氷の箱に入れるのがよいかもしれません。
セリのときに、魚がたまるのを待つのがよいのかどうかは分かりません。ほしい魚も増えるでしょうが、ごみ箱に入れる魚も増えてしまいます。売却のタイミングも重要です。他のプレーヤーが、箱に入れている魚は、いずれ売却されて自分の箱の魚が腐る可能性があります。このゲームのポイントはタイミングです。