フレスコ
Fresko / Queen / Ruskowski & Marcel Suesselbeck作
プレイ人数:2〜4人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:60分
ワンポイントセールス:ゲームが進むと美しいフレスコ画の修復が進みます。
聖堂の天井に描かれたフレスコ画を修復するゲームです。
ゲームボードの中央にはフレスコ画が描かれており、その上に色と得点が描かれたタイルを並べます。その部分の修復に必要な顔料というわけです。そして、修復されるとをのタイルが取り去られフレスコ画が現れるのです。
なお、このセットにはあらかじめ3つの拡張セットが加えられています。ただ、ゲームシステムに慣れるためなら拡張セットなしでもよいでしょうが、プレイのためには拡張セットを入れたほうがよいように思われます。
各プレーヤーは5人の職人を抱える親方です。これらの職人をどの用に使うかがポイントです。ゲームはラウンド制によってすすめられます。ラウンドの初めに各親方は仕事の開始時間を決めます。朝の5時から9時までの1時間刻みです。これはそのラウンドの手番順になります。ただ、早くから仕事を始めるといくつかのデメリットがあります。まず、顔料の仕入れ価格が高くなることです。遅くゆくと残りものしか買えませんが、安くなっています。また、早く始めると職人が不満を持ち、それが溜まると諸君は一人少なくなってしまいます。
手番順が決まったら、職人になりをさせるか自分のボード上に秘密裏にプロットします。全員できたら公開です。そして、早く仕事を始めた順に職人の処理をします。
職人の仕事は5種類で、それぞれ同じ仕事を3人の職人までさせることができます。ただ、一人の職人は一つの仕事しかできません。
まず、順番に顔料を買いにゆきます。販売している顔料は赤・青・黄の3原色のほか、赤+黄でできるオレンジと、青+黄でできる緑だけです。また、まとめて売っている店もあったりして、早く買いに行けばよい組み合わせの顔料が買えますが、単価は高いものにつきます。
全員が顔料を買ったら、次はフレスコ画の修復です。ゲームボード上に置かれたタイルに描かれた色の顔料を持っていたら、これを使ってその部分の修復(タイルの獲得)ができます。そして勝利点を得ることができるのです。
これが終わったら収入を得るか、イベントカードを獲得できます。
次が顔料の混合です。フレスコ画の修復には、店で販売している色のほかに、青+赤→紫、紫+赤→ピンク、オレンジ+緑→茶などが必要です。持っている顔料を混合色に替えることができます。また、このアクションの代わりに条件が揃っていればボーナスタイルを取ることもできます。
最後が職人の機嫌取りです。不満が増えると職人が減りますが、機嫌が良い職場になったら臨時の職人が増えます。
これを繰り返して、得点を得るゲームです。