あいだの数
Himmel, A... und Zwirn! / Ravensburger / Klaus Kreowski作
プレイ人数:3〜6人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:15分
ワンポイントセールス:数の大小さえ分かれば遊べます。でもちゃんと戦略もあります。
カードは1〜70の数字が書かれたカードが1枚ずつと特殊カードが3種類です。これらのカードをよく混ぜて5枚ずつ手札を配ります。そして2枚のカードを表にしたテーブルに置き、そのうち1枚のそばに吹き出しマークのカードを置きます。
プレーヤーは手番にはカードを1枚出します。数字カードを出す場合はテーブルの中央に置きます。はじめはカードが2枚置かれているだけなので、その下側にカードを置きます。この時上側のカードに書かれた数字より小さい数字のカードしか置けません。すでに下側にカードが置かれている場合には、上側のカードより小さく、下側のカードより大きな数字カードを下側のカードに重ねるようにして置くことができます。出せるカードがなかったり出したくない場合には、吹き出しマークが書かれた列のカードをすべて取り、手札とは別にして自分の前に置きます。これが最終的に失点となります。そして、吹き出しマークを残っている方の列に移動させます。そして、取った列の上側にカードを1枚手札から出して置きます。
3種類の特殊カードは列を取らない為のお助けカードです。ただし、そのカード1枚は失点として置かれている自分の前に置く必要があります。つまり吹き出しが置かれている方の列のすべてのカードを失点として取る代わりに1枚の失点ですむのです。
3種類の特殊カードは、@手番の廻順の方向が変わる。A他のプレーヤー一人から手札を盗む。B上側に置かれたカードの上にそれより大きな数字カードを置く。(この時以外に上側に複数のカードが置かれることはありません。)
手番の最後に、手札が5枚になるように補充します。
ゲームが終わったときに、自分の前に置かれているカード枚数が少ないプレーヤーが勝ちです。
手札と取らされるカード枚数を検討して、出せるカードがあっても取ることもあるかもしれません。なぜなら、上側に数字カードを置けるため、この数字によりある程度ゲームがコントロールできるかもしれません。また、特殊カードはタイミングよく使うことにより大きな失点を逃れることができます。
単純なルールで、ちょっとした工夫で勝てるかもしれないゲームです。