マスターラビリンス2
ドラゴンが護る宝
Master Labyrinth / Ravensburger社 / Max J. Kobbert作
プレイ人数:2-4人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:45-60分
ワンポイントセールス:どう迷路を移動させれば宝が取れるか。パズルを解く力です。
自分の探検家(コマ)を移動させて宝を取るゲームです。
宝は迷路の中に置かれています。手番には自分のコマをいくらでも移動させることができます。ただし、通路を通ってなら。つまり、ボードの外に出たり壁を越えなければ行けないところには行けないのです。
迷路はタイルを引き詰めてできています。そして1枚迷路タイルが余っています。手番の最初には、まずゲームボードの端から余った迷路タイルを押し入れて、一列の迷路タイルがそれぞれ1枚分ずれるようにします。これにより迷路内の通路が大幅に変わります。これにより自分の探検家を宝のあるところに移動できるようにするのです。宝には数字が描かれており、これはその価値を表すだけでなく、取れる順番を表しています。つまり、取ることができる宝は、残っている中で一番小さな数字が描かれたものなのです。うまく目標の宝に自分の探検家を移動させることができたら、その宝を取ります。
ゲームを始める前に、各プレーヤーには宝カードが配られています。取った宝と同じ数字の宝カードを持っていたら、これを捨てることによりコインを獲得できます。コインはゲーム終了時に5ポイントの価値になります。
誰かが宝を獲得したら、ドラゴンダイスを振ります。ドラゴンの目が出たらドラゴンが方向を変えます。そしてドラゴンの顔の直前の迷路タイルから通じる通路に、誰かの探険家がいたらドラゴンに宝を奪うところを見られてしまいました。ドラゴンと戦う必要があります。バトルダイスでドラゴンと戦い、負けたらせっかく獲得した宝を失います。ドラゴンダイスには、ドラゴンだけでなく、ドラゴンキッズの目もあります。その目が出たら、対応するドラゴンキッズと戦います。とにかく、宝を取るだけでなく、ドラゴンやドラゴンキッズとの戦いにも気を配る必要があります。
ドラゴンの宝24個すべてがゲームボードから取り去られたら、ドラゴンとの最終決戦が待っています。この戦いに負けても宝を失いますが、勝てれば価値15ポイントのドラゴンを獲得できます。誰かがドラゴンを獲得したらゲーム終了です。
なお、宝カードは、同じ数字が描かれた宝を獲得したときにコインと交換するほかに、ドラゴンと戦うときに、ダイスの振りなおしに使えたり、手番を続けて行いたいときにも使えます。うまく使う必要があるでしょう。
余っている迷路タイルを、どこから入れると、目的の場所への通路が完成するかを考えるゲームです。頭の中でよく考えてから移動させてください。うまく通路が繋がったように思えても、繋がっているはずの箇所を切っているかもしれません。