ダイヤモンド
Diamant / Schmidt社 / Alan R.Moons & Bruno Faiduttis作
プレイ人数:3〜8人
対象年齢 :8歳以上
プレイ時間 20分
ワンポイントセールス:宝を獲得するには、勇気が必要。しかし無謀ではいけない。
坑道から多くのダイヤモンドを持ち帰るゲームです。しかし、この行動の中には危険がいっぱい、勇気を出して、しかし無謀にならないよう気をつけて、多くのダイヤモンドを持ち帰ってください。
よく混ぜたカードを坑道に1枚ずつ並べます。カードの多くには数字が書かれており、そこで獲得できるダイヤモンドの数が数字で示されています。ダイヤは坑道内にいるすべてのプレーヤーに公平に分けられます。そして余りが出たら、そのカードの上に置いておきます。
カードを1枚めくる度に、坑道内にいるすべてのプレーヤーは先に進むか戻るかを決めます。手をとじて前に出し、一斉に開きます。戻りたいプレーヤーはこの時自分のコマを手のひらに握っています。戻ったプレーヤーは、それまで獲得したダイヤモンドを確保し、自分の宝箱に入れます。また、途中に残っているダイヤモンドがあれば、それももらってくることができます。同時に複数のプレーヤーが戻ることにした場合は、それらの人数で分け、余ったものは、残しておきます。なお、戻ると決めたプレーヤーはいったんゲームから抜け次の坑道探検まで、何も獲得できません。
先に進んだプレーヤーは、数字が描かれてカードがめくられるたびにダイヤモンドを獲得します。ただ、危険も待ち受けています。坑内に有毒ガスがたまっていたり、落盤や爆発が待ち受けています。とにかく、カードがめくられるたびに、坑道内にいるプレーヤーは、進むか戻るか判断します。もし、同じ危険カードの2枚目がめくられたら、そのとき坑道内にいたプレーヤーは何も持たずに坑内から逃げなければなりません。それまで、いくつダイヤモンドを獲得していても、ひとつも持ち帰ることができないのです。
これを5つの坑道について、(5ラウンド行って)一番多くのダイヤモンドを自分の宝箱に入れている人が勝ちです。
先に進めばより多くのダイヤモンドを獲得するチャンスがありますが、すべてを無くすかもしれません。また、坑道の途中に残したダイヤモンドがたくさんある場合には、そのためにもどる選択もあるかもしれません。勇気と無謀は紙一重、どこまでがんばれるかが勝負を分けるでしょう。
子供向けゲームではありませんが、シンプルなルールなので、子供でも楽しめます。