ステップバイステップ
Step by Step / Schmidt / Uwe Rapp & Bernhard Lach作
プレイ人数:2〜4人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:20分

 ゲームボードには5つのコマの列が用意されています。この列にコマを進めて得点を得るゲームです。各列は左からサイコロ2個、3個、4個、5個、6個に対応しています。
 手番プレーヤーはまずどの列の自分のコマを進めるか宣言し、その列の自分のコマの上に白いポーンを乗せます。そして、対応する数のサイコロを振ります。その後、そのうちいくつかのサイコロ(少なくとも1個、すべてでもよい)を振り直します。その前に振り直した後のサイコロ目合計が振り直す前より大きくなるか小さくなるか宣言します。そして、宣言通りなら、白いポーンを1歩進めます。宣言が成功した(同数も成功)場合には、続けて同じことをすることができます。この時に振り直すサイコロを変えることもできますし、振り直すサイコロの個数を変えることもできます。ただし、大きくなるか小さくなるかの宣言は前と同じです。これを続けることができます。途中で手番を終了する場合には、その時点で白いポーンのあるマスに自分のコマを進めて終了です。途中で失敗した場合には、そこで手番終了となり、コマを進めることができません。
 なお、他のコマがすでにいるマスは飛ばして進みます。また、ボード上にはいくつか白いマーカーが置かれており、置かれたマスで手番を終了した場合には、コマを移動させる前にその白いマーカーを受け取ります。
 ゲームが終了した時点で、自分のコマの位置による得点と白いマーカーによる得点を合計して勝者を決めます。なお、スタートマスから全く進んでいないコマは-5点です。
 どのサイコロを振り直すか、いくつ振り直すか。成功の確率と次の振り直しのことを考えて進みます。たとえば6の目があって、小さくするといって振り直せば必ず成功ですが、出た目が極端に小さいと先がありません。6と3の目を振り直して小さくした場合、どちらかの目が大きく残ってくれれば先があるでしょう。状況に応じてあと何歩進みたいかでも、方針が変わるかもしれません。
 単純なサイコロ振りゲームですが、いろいろ楽しめます。


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