黄金島
Die Goldinsel / Winning Moves / Rudiger Dorn作
プレイ人数:2〜4人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:45分
ワンポイントセールス:単なる宝集めではない。情報も集めないと勝利に結びつかない。
プレーヤーは海賊のキャプテンです。まず陸で手下や権利タイル、情報を集めて海に出ます。海には宝が隠された島がたくさんあります。そしてこの中に黄金島がひとつあるのです。どこが黄金島なのかは重要な情報です。なぜなら、ゲーム終了までに黄金島に権利タイルを配置していないプレーヤーは、どんなに多くの宝を持っていても失格となります。黄金島に権利タイルを配置しているプレーヤーの中で一番多くの宝を持っているプレーヤーが勝者になるのです。
12の島に対応する島カードがそれぞれ1枚ずつあります。このカードをよく混ぜて内容を見ずに1枚抜き出し、ゲームボードの下に入れます。このカードが示す島が黄金島です。残った島カードから各プレーヤーは1枚ずつ受け取ります。少なくともこれらの島は黄金島ではないことがわかります。
ゲームはそれぞれの海賊カードセットをつかって進めます。よく混ぜた自分の海賊カードを山にしてここから手札として、4枚持ちます。海賊カードには2つの能力があります。左上に描かれた数字によってキャプテン(海上では船)が移動します。下にはアクションの効果が描かれており、これにより手下を島に上陸させたり、ほかのプレーヤーの島カードを奪ったり、島に残っている手下を回収したりできます。
手番には、海賊カードを1枚プレイし、これによりキャプテンまたは船を移動させます。陸をキャプテンが移動しているときは、止まったマスにより、手下になる海賊をスカウトしたり、自分の権利タイルを回収したり、島カードを獲得したりできます。キャプテンが波止場のマスに戻ったら、船を移動させることができます。宝がある島に到着して、対応する色の手下があればこの島に権利タイルを伏せて配置することができます。ただし、上陸の効果があるカードをプレイしなければなりません。権利タイルには1〜7の数字が描かれており、複数のプレーヤーが同じ島に権利タイルを置いている場合は、より大きな数字のタイルを配置しているプレーヤーがより多くの宝を獲得できます。また、上陸ではなく海賊の回収の効果があるカードをプレイすると、その島に置かれた手下コマを回収することもできます。また、同じマスにいるほかのプレーヤーから島カードを奪う効果のあるカードもあります。
また、2つある火山島に上陸することにより、特殊能力を身につけることもできます。
ゲームが終了したら、それぞれの島に置かれている宝物タイルを表にします。そしてそこに一番大きな権利タイルを置いているプレーヤーがそれを獲得します。2番目のプレーヤーはそれより1少ない金貨をストックから獲得します。3番目は2少なく4番目は3少ない金貨です。こうしてすべての金貨を分配した後、ゲームボード下に置いて黄金島を示すカードを表にします。このとき黄金島に権利タイルを置いているプレーヤーだけが勝利の権利があります。