ハイソサエティ
High Society / Gryphon / Reiner Knizia作
プレイ人数:3〜5人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:30-45分

 各プレーヤーはお金カードを1セット持ってゲームがスタートします。贅沢品カードは伏せたカードの山にします。贅沢品カードを1枚めくってセリを開始します。金額を提示する場合はカードを1枚以上テーブルの上に置きます。これを順番に行ってセリ上げてゆきます。またセリの順番が回ってきた場合には、カードを追加することしかできません。大きなカードを置いて、小さいカードを引っ込めて差額を増やすということはできないのです。一人を残して、すべてパスしたらそのカードを受け取って、テーブルのお金カードを捨てます。途中でパスした人はその時点で出しているお金カードを手に戻します。こうして贅沢品カードを集めるのです。できるだけ安く買いたいのですが、細かい金額のお金カードは貴重です。細かいカードがなくなると、大きくセリ上げるしかなくなってしまうからです。
 贅沢品カードにはマイナスのカードもあります。同様にセリを行いますが、最初にパスした人がこのカードを受け取り、それまでせりに出されたほかの人のお金カードは捨てられます。つまりお金を払って、マイナスカードを取らない権利を得るのです。
 贅沢品カードの中には4枚の赤枠の特殊カードが含まれています。この4枚目が表になった時点で、ゲームが終了になります。この時点でまず、もち金が最低の人はいくら贅沢品カードを持っていたとしても、負けが確定します。残った人の中で、贅沢品カードに書かれたポイント合計が最高の人が勝者です。
 ゲームの進行具合と、他の人の残金も気になります。ケチな買い物はあとになって高いものに付くかもしれません。お金カードの使い方が面白いゲームです。
このゲームは、以前Ravensburgerより発売されていた同名のゲーム、およびAmigoから発売されていた「珍獣動物園」のリメイクです。 


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