ラー
Ra / Rio Grande / Reiner Knizia作
プレイ人数:3〜5人
対象年齢:12歳以上
プレイ時間:50分
ワンポイントセールス: 驚くほど手軽にできる競りゲームです。競りゲームが苦手な人にでも進められます。

 いろいろな種類のタイルを競り落として、得点を得るゲームです。
 ゲームは3ラウンドにて行われ、ラウンドの最後に得点計算をします。
 王のタイルは1枚につき2点です。そのほか、王のタイルはラウンドの途中で、このタイルを捨てることによって競りに出された任意のタイルをもらうことができます。
 ファラオのタイルは、一番多く持って入れが5点になりますが、一番少ない場合には2点失点になります。
 ナイルのタイルは1枚につき1点になりますが、洪水タイルを1枚も持っていないと得点になりません。
 文明のタイルは、3種類以上持っていると高得点になります。しかし、1枚も持っていないと5点の失点です。
 モニュメントのタイルは、最後のラウンドまで得点計算されませんが、最後に一騎の逆転できるだけのパワーを秘めています。
 手番には、タイルを1枚めくってゲーム番の所定の位置に置きます。それが神のタイルだったら競りをおこないます。その時点でゲームボード上にある神のタイル以外のすべてのタイルを一括して競りにかけます。各プレーヤーは数字の書かれた駒を3個ずつ持っています。競り落としたい場合は、この3個の数字のひとつを順に一巡だけビットします。駒は公開されています。誠にシンプルな競りです。競り落としたら、その駒を1枚失います。つまり各ラウンドでは最大3回しか競り落とせないのです。
 ラウンドはすべてのプレーヤーが3回ずつ競り落とすか、神のタイルが規定枚数引かれたらおしまいです。したがって、ケチって競り落とさずにいるとチャンスを失うかもしれないのです。欲しいタイルが出るのを待つか、あきらめて適当な時期に競り落とすかは、はらはらドキドキの判断です。
 タイルの組み合わせによる、細かい得点計算をする部分と、タイルの引きに運命をかける運の部分のバランスのよいゲームです。


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