ヴェネチアの柱
Die Saulen von Venedig / Goldsieber社 / Christian Fiore & Knut Happel作
プレイ人数:2-6人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:45-60分
ワンポイントセールス:プレイしたカードが、隣のプレーヤーの手札となります。

 ヴェネチアの街の建設です。浅瀬にくいを打ちその上に街を建設するのです。プレーヤーは、手札から1枚伏せて前に出し、このカードをに表にして、順番にそのカードの効果を行います。「市長」のカードは、街の建設計画です。そこに書かれた分の都市タイルをストックから取ります。「杭打ち師」のカードをプレイしたら、カードに書かれた分の杭を浅瀬に配置します。このとき、まだ都市が上に出来ていない、任意の杭の上に自分の柱マーカーを置きます。「建築家」をプレイしたら、いよいよ街の建設です。すでに置かれている杭の上に、手元にある都市タイルを乗せます。都市タイルの下のすべてのマスには、杭がすでに置かれている必要があります。ただし、橋が書かれている都市タイルは、水の上をはさんでおくことが出来ます。この都市タイルの配置により、勝利点を得ます。このとき他のプレーヤーの柱マーカーが置かれている杭の上に都市タイルを配置したら、それらのプレーヤーにも勝利点が与えられます。ただし、自分の柱マーカーの上に都市タイルを置いても追加の勝利点は得られません。
 これらの基本のカードのほかに、いくつかの特殊カードがあります。自分の手番になったとき、「商人」は「市長」、「発明家」は「杭打ち師」、「投資家」は「建築家」がそのラウンドでプレイされていたら、直ちに勝利点を得ます。そのほか、「弁護士」「ゴンドラの船長」「物乞い」「スパイ」「テロリスト」のカードが、それぞれ特殊効果を持ちます。(なお、メビウスゲームズで輸入したこのゲームには、カードの日本語シールが添付されています)
 プレイされたカードは、すべて左隣のプレーヤーの手札となります。つまり、よいカードをプレイすると、それは左隣のプレーヤーの手札となってしまうのです。
 いろいろなキャラクターカードをうまく使って、多くの勝利点を獲得した人の勝ちです。


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