オレゴン
Oregon / Hans im Gluck / Ase & Henrik Berg作
プレイ人数:2〜4人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:45分
ワンポイントセールス:開拓には協力が必要だと実感します。

 ゲームボードに自分のコマ(農夫)や建物を配置して得点や特典を得るゲームです。ゲームボードに農夫を配置した場合、それに隣接する建物により得点や特典を得ます。建物を配置した場合には、その建物に隣接する農夫すべてが、その建物が持つ得点や特典を得ることができます。それは建物を配置したプレーヤーだけではありません。また、自分の農夫に隣接するように建物を配置できない場合には、まったく特典を得られません。
 ゲームボードの左端と上には、5種類のイラストが描かれており、描かれたイラストと同じカードをプレイすることにより、農夫や建物が配置できるのです。カードは大きく分けて2種類。場所カードと建物カードです。手番に場所カードを2枚プレイすることにより、この2枚が示す交点の場所のいずれかのマスに自分の農夫を1個配置します。このとき隣接する8方向いずれかのマスに建物が置かれていたら、得点や特典を獲得できます。 郵便局なら3ポイント、船着き場なら4ポイント、教会ならその教会に隣接している農夫の数と同じポイントが得られます。また、雑貨屋からは1ポイントですが、ジョーカータイルを有効にすることができます。これが有効になっていれば、任意の場所カードとして使うことができるため、配置できる場所がぐんと増えます。駅舎も1ポイントですが、追加手番タイルを有効にすることができます。これが有効になっていると、連続して自分の手番を行うことができるのです。また、炭鉱なら石炭チップ、金鉱ならゴールドチップを獲得できます。これらのチップはゲーム終了時に公開され、追加の得点となります。
 場所カード1枚と建物カードをプレイした場合は、該当する場所に建物タイルを配置することができます。この場合、その建物に隣接する農夫すべてが得点できます。これは建物を配置したプレーヤーだけではありません。また複数隣接している場合には、その分多く獲得できます。獲得できる得点や特典は農夫を配置した時と同じものです。
 また、自分の農夫を3個連続して配置したらボーナスポイントが得られます。
 農夫を配置すると自分だけが利益になりますが、建物を配置すると他の人の利益にもなります。しかし、自分の農夫が多く置かれているエリアに配置することにより、一気に大きな得点を獲得するチャンスでもあるのです。
 手軽なゲームです。手札をうまく利用して、有効な場所に農夫や建物を配置します。


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