ホプラディ ホプラダ
Hoppladi Hopplada / Zoch / Markus Kropf作
プレイ人数:2〜7人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:20〜30分
ワンポイントセールス:直前にプレイしたプレーヤーの得点を踏み台にして高得点を目指すことができます。

 ダイスゲームです。ダイスの目は「ウサギが一匹」「ウサギが2匹と二部屋の小屋」「3部屋の小屋」「4部屋の小屋」「5部屋の小屋」「にんじん」の6つです。プレーヤーは自分の番になったらまず、7個のダイスを振ります。ダイスは連続して振ることができますが、必ず1個以上ウサギが描かれた目が出ているダイスを脇によけて、続ける必要があります。ウサギが一匹描かれた目は1点ですが、一度のダイス振りで2個出た場合は、それを重ねて脇によけることができます。この場合は10点となります。ウサギが2匹描かれたダイスは2点となります。
 ウサギが描かれたダイスを脇によけたら、小屋が描かれているダイスも脇によけることができます。小屋の描かれたダイスは、ダイスを振るたびに1個ずつしか脇によけることはできません。また、最初は部屋が2つ書かれているダイスで、その次は3つ・・・とひとつずつ増えます。
 少なくともウサギが描かれたダイスをひとつ脇によけることができたら、そこで手番を終了して得点を得ることができます。得られる得点は、ウサギの得点合計×最後に取った小屋が描かれたダイスの部屋数です。ウサギの得点が12点で一番最後に取った小屋のダイスが4部屋なら48ポイントになるのです。
 次のプレーヤーは、7つすべてのダイスを振りなおしてゲームをスタートすることもできますし、前のプレーヤーを引き継いで残ったダイスを振ってゲームをすることもできます。ただし、これは前のプレーヤーがもう危険だと判断したから得点を確保したのであって、かなりのリスクがあります。しかし、ウサギの得点も小屋の得点もそのまま引き継げるので高得点のチャンスです。
 7つすべてのダイスを脇によけてしまったら、ウサギの得点を入れたダイスだけを振りなおすことができます。このときその時点でのウサギの得点は、得点ボードに記録し、その後に獲得したウサギの得点にこれを加えます。さらに高得点のチャンスです。
 ただし、ダイスを振るたびに少なくともひとつウサギの目が描かれているダイスを脇によける必要があり、これができない場合には、その手番での得点は0になってしまいます。次のプレーヤーも7つのダイスを振ることからはじめなければなりません。
 ウサギが2匹と二部屋の小屋が描かれているダイス目は、ウサギの目としても小屋の目としても使えますが、ひとつのダイスで両方の役目にすることはできません。
 このゲームの最大のポイントは、前のプレーヤーがポイントを獲得して手番を終了した時に、そのまま続けるかどうかです。初めから振るより高得点のチャンスです。また、リスクが小さいうちに手番を終了して得点を得たら次のプレーヤーに大きなチャンスを与えることになります。


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