フォレヴォレ
Volle Wolle / Zoch社 / Alessandro Zucchini作
プレイ人数 2-6人
対象年齢 10歳以上
プレイ時間 30−45分
ワンポイントセールス:自分はサイコロ目が弱いと思っている人。自信を持ちましょう。

 ひつじカードの左上に大きく書かれたのが、そのカードの得点です。多くの得点を集めることが目的になります。
 各プレーヤーは、14〜26の数字が書かれたチャレンジカードとクリップを1個受け取ります。
 このゲームは、人数により10ラウンド前後行われます。ラウンドのはじめには、プレイ人数より1枚多いひつじカードを表にして並べます。並べられたカードをサイコロを振って取るのです。サイコロは8面、10面、12面のものがそれぞれ1個ずつです。まず、各プレーヤーは、この3個のサイコロを使って出すことのできる合計をチャレンジカードとクリップを使って示し、同時に公開します。
 もっとも大きい数字にクリップをつけているプレーヤーからはじめます。まず3個のサイコロを振ります。この時点で、目標の数字以上の合計が出れば、並べられたカードから任意の3枚を取ることができます。目標に達していない場合には、3個のうちひとつのサイコロを目を変えないようにして、脇によけのころ2個を振りなおします。これで目標の数字以上になれば2枚のカードが取れます。それでも駄目な場合には、振った2個のうち1個を脇によけて残り1個を振りなおします。これで目標以上の目が出れば、カードを1枚受け取れます。駄目な場合はチップを1枚受け取ります。これをチャレンジする数字が大きいプレーヤーから順に行います。ただし、最も低い数字にクリップをつけているプレーヤーはサイコロを振ることができません。しかし、順番にサイコロでチャレンジし、カードが残った場合にはそれらすべてを手に入れることができるのです。ただし、ほしくないカードが残っているかもしれませんが、それでも取る必要があります。
 カードには、もちろんプラス点のカードもありますが、マイナス点のカードや、一番多く持っているとマイナスになるカードもあります。自分がサイコロを振る番になって、それらのカードしか残っていないこともあります。この場合成功してしまったら、規定のカードを取る必要があります。また、カードを取りたくなくて、小さな目のサイコロを脇によけていて、3回目の合計が13以下になったら、並べられているマイナスカードをすべて取らなければなりません。
 また、獲得したカードは、まとめて表向きの山にしておく必要があります。そして、置かれている一番上のカードの右上に数字が書かれている場合、この数字がサイコロの合計に影響します。また、チップを捨てることにより、サイコロ目を1つ増やすこともできます。
 ラウンドのはじめに並べられたカードの種類と、自分が獲得したカードの山の一番上のカードを考慮して、チャレンジする数字を決める必要があります。マイナスカードが多く並べられている場合には、失敗してチップを1個もらったほうがよいかもしれません。その場合はチャレンジを大きくしておいたほうがよいでしょう。いいカードがたくさん並んでいるときが問題です。失敗を恐れず、大きなチャレンジ数字にクリップをつけて先にプレイするのがいいとは限りません。


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